ラノベ売り上げランキング 2009年8月10日付

2009年7月26日〜8月2日までに売れた文庫本のうち、ライトノベルのみを抜粋。
集計期間中にはファミ通文庫、角川スニーカー文庫、角川ビーンズ文庫、コバルト文庫などが新刊を刊行しています。
それでは今週のランキングです。
(ランキングはオリコン調べ。部数は推定)

第5位

侘助ノ白 ─ 居眠り磐音江戸双紙 30 (双葉文庫)

3週目：1位⇒1位⇒5位　　　今週：24016部／累計：182062部

第7位

伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて (コバルト文庫)

初登場　　　今週：19136部／累計：19136部

第11位

破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 4 (コバルト文庫)

初登場　　　今週：15730部／累計：15730部

第13位

モンスターハンター 疾風の翼 5 (ファミ通文庫)

初登場　　　今週：13009部／累計：13009部

第24位

学校の階段 10 (ファミ通文庫)

初登場　　　今週：8896部／累計：8896部

第26位

狂乱家族日記 番外そのご (ファミ通文庫)

初登場　　　今週：8680部／累計：8680部

第27位

生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6 (富士見ファンタジア文庫)

3週目：3位⇒3位⇒27位　　　今週：8476部／累計：64215部

今週の30位は『バルサの食卓』上橋菜穂子，チーム北海道／8067部
今週ランクインしなかった作品は、これ以下と言うことになります。

上位と下位に明確に分かれましたね。
今週はスニーカー文庫は新刊ランクインなし。
ビーンズもなかった。
しかし、コバルト文庫は善戦、2作品をランクインさせる大健闘ぶり。
伯爵と妖精はいつも安定した人気があります。
部数も若干伸びている模様。

ファミ通文庫は1冊当たりは小振りながらも、3冊をランクインさせました。
狂乱家族日記も一時の勢いはありませんが、まだ一定の人気はあるようです。
学校の階段は今回が最終巻と言うことらしいですね。
私は3巻で止まってますが・・・。
ファミ通文庫と言えば『バカテス』と『文学少女』が看板作品だが、文学少女は天野先輩編は終了してるし、エンディングも分かっているのでこれ以上盛り上げられるか？
でも私は面白いと思うけどね。
バカテスは微妙に刊行ペースが広いような気がする。
そんな中、ファミ通文庫の人気作品となったのはある意味『モンハン』シリーズかもしれないｗ
いつも一定の部数を稼ぎますし、刊行ペースも妥当な間隔。
意外とファミ通文庫を引っ張る一角を担っています。

富士見ファンタジア文庫の『生徒会の六花』は3週目。
このシリーズ初めて3週間残ったうえに、一存から徐々売り上げを伸ばしています。
アニメ効果と思いますが、それと反比例してネタがマンネリ化してきたか？
この六花はすこしパワーダウンしたような気もします。
次の『生徒会の月末』は短編集なので、その次に出る7巻目に期待したい。
これで部数が落ちたりしたら富士見書房もちょっとあわてるか・・・？

さて来週ですが、すでにこのランキングを発表している時点で電撃文庫が新刊が刊行されているらしいので、電撃の早売りがランキングに絡んでくると思われます。
『狼と香辛料１２』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ソードアート・オンライン２　アインクラッド』などが刊行されてます。
それと社会人も夏休みに入り、お盆休み前の週末と重なって、かなりの売り上げが期待できるかもしれませんね。