ライトノベル『がく×ぶる3』
「みっちーを渡すなんて絶対にイヤ!」
- 作者: 本田透,相音うしお
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 文庫
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女性アレルギーが再発してしまった美千緒であったが、軽音楽部と野球部に入部を果たす。
また、自宅では夙川可夢偉が、美千緒のトラウマの根源を探るために御影家の末妹として共同生活を始める。
果たして原因は解明されるのか!? この思いは誰にも邪魔はさせない、
女達の修羅場がここにあり
この人のハイテンションドタバタ好きだなぁ。
途中に入る比ゆ表現が野球か古典文学化、怪しげなエンタメ系統なのが凄い。
しかも強引 理論的にうまく物語りにかみ合わせているところが凄いところ。
なんとなく物語を読みやすくしているのだが、実際に元ネタ知らないと実は訳分からんという地獄が・・・。
それと妙に関西の某球団に冠するネタが多いのは気のせいか?
今回はミッチーが高校野球予選にからみ、予想外の進展が。
ウテナ、可夢偉、ななみそれぞれに心境の変化が現れた。
ここで修羅場が発生し、いよいよ自戒に何かあるのかと思えば、肝心のミッチーは別の急展開。
こういう強引な引きで続いてしまった。
なんとも次回からは予想も付かない展開だが、果たして4巻ではどう収束させるのか期待します。
総合評価:★★★