ライトノベル『這いよれニャル子さん3』

這いよれ! ニャル子さん 3 (GA文庫)

這いよれ! ニャル子さん 3 (GA文庫)

僕がお前で、お前が僕で……って!?
這いよる混沌ニャルラトホテプことニャル子ばかりか、生ける炎のクトゥグアのクー子までも居着くことになってしまった八坂家。
地球の神々が不在の幻夢境をサポートするため、地球に駐留している二人だったが、日曜日は休むためにあるとニャル子にごり押しされ、真尋たちは買い物へと出かけた。
相変わらずやくたいもない物ばかりを買うニャル子。生き物に憐憫と、食欲を露わにするクー子……。
そんな二人のお守りにほとほと疲れた真尋は、なぜか帰路でクラスメイトの暮井珠緒と遭遇した。
――しかも、ニャル子の邪神レーダーがビンビンに反応! これって……!?

今回はやたらネタが多かったな・・・・


というより、ネタ三昧のような気もする。
読んでいて、2巻までとなにか違和感を感じていたが、なんというか相当3巻は苦労したようですね。
読んでいて産みの苦しみと言うのがなんとなく分かりましたよ。
2巻までの斬新とか勢いを感じられなかったのです。
その代わり苦しさはこれでもか言うくらいに感じましたW
だからネタでごまかしたと言うのは無いと思いたい。


正直書くと、●●と○○○○の入れ替わりはなにか意味があったのか?
しいて挙げるとすると、入れ替わったとばかりに公衆の面前で『すきだぁ〜〜』と叫ぶくらいかww
う〜〜ん、この展開がページ稼ぎにしか思えなかったのは残念のような気がした。
しかし、苦しみながらも良くここまでがんばりましたということは認めましょう。
3巻はちょっとネタを多くしすぎ(と言うより、元々ネタだらけの作品だが)たのが、今後も影響するのかしないのかはともかく、最後に出てきた人は今後どう絡むのでしょうかね。
何気なく出てきましたがww


ちょっと苦しかった中で書かれた3巻という感じでしたが、ニャル子としてのノリはいつもと余り代わってないです。
4巻はもっと凄いのを期待したりしてますw

総合評価:★★★☆