ライトノベル『ヘヴィーオブジェクト』
結局、戦争はなくならなかった。
- 作者: 鎌池和馬
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 文庫
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でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。
超大型兵器オブジェクト。
それが、戦争の全てを変えた。
戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。
その少女は『エリート』と呼ばれていた───『オブジェクト』のパイロットとして。
近い将来、このちっぽけな少年は少女のために、最強の兵器『オブジェクト』に、生身で立ち向かうことになる───。
これは、そのきっかけとなる出会いだった。
面白いB級映画をありがとうww
前にこの日記で書いたとおり、鎌池先生に大変失礼なことをしたので、宣言どおり購入して読ませていただきました。
まぁ、読む前に書評をいくつか参考に見てましたが、どこも酷評だったのには驚きましたが・・・ww
読んでみて納得。
これはなんとなく評価が分かれそうな作品ではありますね。
ラノベの書評をしているような人は、なんと言っても目が肥えてますので、ラノベに対するある一定のレベルと品格を持っていると思いますので、評価は厳しくなるだろうなぁと思ったりもします。
ですが、私みたいなヘタレwwが読むと、この作品はそんなひどくはないかと思います。
どちらかというと、私はハリウッドがやらないようなB級映画は大好きですので、この物語のノリは好きですよ。
個人的には禁書目録より面白いとは思った。
ラノベで読むB級アクションドラマと思っていただければいいと思います。
まじめに読んだら負けだろうね。
ですのでラノベとかでもありがちな主人公補正がバンバン出てきますし、どうしてそうなる!とかいうツッコミもたくさん出ると思います。
ここら辺が豪快に受け入れられる方にはお勧めします。
私は受け入れられた派かなww
ところで早くもコミック化するそうだが、個人的にはこの原作を活かせれば漫画のほうが向いている作品だと思う。
総合評価:★★★