鉄道関連で色々な記事が出てますが・・・なんかおかしいでしょう

5日夜から6日の朝にかけて、中央線の高架工事の上り線の高架線への切り替え工事が完了した。
さて、この工事記憶にあると思うが、第1回で大失態をやらかしたため、関東のみならず、日本全国に失態振りが知れ渡るようになってしまった。
また、開かずの踏切が数々のマスコミにも取り上げられこの区間はかなり有名になりました。
で、今回は無事終了し、国分寺三鷹で上下線で高架線となり、この区間の踏切が全部解消されたことになる。
さて、今回はこの工事に関していろいろな記事を集めてみました。


渋滞解消へ、JR中央線で線路の高架化工事
日テレNEWS24


JR中央線 高架化工事で大幅運休
東京新聞


JR中央線:高架切り替え工事を開始 三鷹−国分寺間
毎日新聞


とりあえず3つの記事を比較してみた。
このうち、日テレNEWS24以外は切り替え工事と書いてあるのに、日テレは高架化工事と書いてあった。
また東京新聞は、記事の内容は切り替えなのにタイトルが高架化工事となっていた。
毎日新聞はタイトルも内容も上り線が仮の線⇒高架線への切り替えと書いてあった。


この日テレNEWSの場合、知らない人が読むと一晩にして中央線の高架化工事が完成したことになり、そのすごい工事スピードのほうがネタになると思うがww
実際に日テレのような感じで報道をしたマスコミは意外と多かったようで、本当に勘違いしている人も出てます。
翌日の掲示板で鉄道に詳しくない人が『高架化って1日でできるものなのですか?』と大真面目に質問してますね。
ですから、記事の書き方というのは気をつけないと、こういった誤解を招くということです。


色々記事担当者によって差があるのはしょうがないですが、鉄分に詳しい人と詳しくない人の差かなと・・・。


こんな記事もありました


来年のダイヤ改正で急行『能登』廃止の方向へ。寝台特急『北陸』は定期列車から格下げの検討も?
YOMIURI ONLINE


12月4日に出た記事ということですが、すでに当該記事は見ることができませんので、詳細はしりません。
ただ、鉄道系のブログを中心にかなり話題になって入るようです。
JRが発表した公式なものではありませんので決定ではありませんが、2社以上にまたがる長距離列車の廃止が2月に決定したならば、少なくとも半年以上前には両社の間で合意が取れているとは思いますので、すでにJR内部では廃止は周知の事実なんだろうと思います。
マスコミはその情報を入手して発表したまでのことだと思われます。
私個人的には、『富士・はやぶさ』の事例*1もあるので、このYOMIURI-ONLINEの記事は間違いないと思ってます。


これでまたひとつ夜行列車が消え、すでに昼行の急行が無いJRにおいて数少ない急行も消えることになります。
車輌も489系という車齢の高いものですからしょうがないですね。
489系はJR西日本金沢総合車両所に配置されているが、そのほとんどが1971年〜1972年意作られた車両。
ほとんどがもうすぐ40年となる。
そう考えるときたぐに』も危ないんじゃない?
ちなみにきたぐに583系での運転。
583系も1968年〜1972年に作られた車両がおおいので、489系とほぼ同年代。
少なくとも北陸新幹線開業までは持たないだろう。


そうそう、忘れるところだった。
能登に使用している489系は、JR東日本の『ホームライナー古河』『ホームライナー鴻巣』の間合い運用をやっているのだが、能登廃止以降は車両のやりくりはどうするんだ?
ここはかねてより噂のある253系の登場かww

*1:こちらは1年くらい前に記事が出た