ライトノベル『ピーチガーデン１ キスキス・ローテーション』

ピーチガーデン 1.キスキス・ローテーション (角川スニーカー文庫)

恋人が欲しい！　そう願う隆の前に現れた、ウサギと名乗るアヤシゲな９歳児。
願いは叶えられたというのだが、「運命の恋人候補」は昔フラれた初恋の人や転校生の男子で!?

角川スニーカー大賞、優秀賞受賞作

12月のスニーカー文庫は大賞作品シュガーダークに目が行きがちですが、同じ月に優秀賞でもあるこの作品も刊行されてます。
とりあえず読みましたが、意外と面白かったです。
タイトルの『キスキスローテーション』というのも安易だなとは思いましたが、その意味は納得はできましたね。
実際に本編の方はそこまで飛びぬけた面白さというのは無いですが、全体的にバランスよく物語が進んですらすら読める最近のハーレム系ラノベかなと思います。
ただし、ハーレムであるところの複数のヒロインには多少ひねりが加えられている分、他の作品より面白みが増しているかなと思います。
干支の分だけ登場人物が増えていくと思いますが、今後の展開はやり方次第では面白くなりそうですね。

総合評価：★★★☆