最近鉄道車両の動きが激しい
1.日本の中古車の大博覧会の様相になってきたインドネシア
今、ある意味熱い視線を注がれている『ジャボタベック』に、新たな車両譲渡が決定した模様。
いろいろな人から情報をもらっているのですが、メトロ7000系の譲渡が決まったと公式HPに載りました。
ただ、この公式HPの記事は2009年の9月に出たものなんですね。*1
海外譲渡なので改造工事などを含めると、そろそろ日本国内で船積みの話もちらほら聞こえてくると思うのですが、いまだに動きがないですね。
本当に譲渡が決定したのか?
これが本当であればインドネシアにあの車体が走ることになるのでしょうけど・・・。
2.伊賀鉄道に譲渡された元東急の車両
元近鉄伊賀線から分離されて、第3セクター方式の運営となった伊賀鉄道にやってきたのは、伊賀鉄道200系という車両。
リンク先はWikiの伊賀鉄道200系だが、何とも奇抜なデザインですね。
ちなみに、この伊賀鉄道200系はもとは東急1000系です。
その種車である東急1000系
えらい変わりようですw
ステンレスカーなのにわざわざ塗装*2してますが、このデザインは松本零士氏のものによる忍者列車ということです。
さて、伊賀鉄道は第2種鉄道事業者です。
ということは第3種に当たる組織が存在しますが、その組織は元々伊賀線を経営していた近畿日本鉄道。
第3種は鉄道の施設や車両を保有する会社ですので、路線駅施設車両などは近鉄の所有です。
しかし、この200系は伊賀鉄道の所有なのです。
伊賀線時代からある近鉄860系は、いずれこの200系に置き換えられるそうです。
860系は近鉄の所有で検査も近鉄の五位堂車庫→塩浜工場で行ってますが、伊賀鉄道所有となった200系はどこで検査するのかな?
普通に考えれば塩浜なのだが、近鉄が元東急の車両を検査できるかどうか?
3.とうとうこの系列まで譲渡が始まったか・・・
先日、東急8500系が秩父鉄道7000系として譲渡されましたが、昨年夏に離脱した8090系(8091F)5両編成がそのまま予備車両として廃車されるものだと思っていところ、秩父鉄道に譲渡されることが分かった。
5両編成のうち、中間の1両はすでに廃車解体になっているが、残り4両のうち3両が秩父鉄道に譲渡された模様。
来月あたりの鉄道ニュースに甲種輸送の記事がでると思いますが、すでにいくつかの個人ブログで、改造後の8090系3両編成秩父譲渡車両が撮影されております。
Googleなどで検索すればすぐにヒットするでしょう。
譲渡されたのは以下のような感じのようです。
この調子なら4月くらいには秩父鉄道でも運用が始まるのではないでしょうか?