ハルヒの映画見てきたけど、なぜか微妙な気持ちに?

涼宮ハルヒの消失見ました。
原作既読ですが、面白かったですね。
演出つけるとココまで変わるものなのかということです。
ただ、アニメ映画作品としては一定以上のレベルがあるんだけど、劇場作品としては結構評価難しいね。


単純に考えると、物語の前後関係知らないと意味分からないし、ましてや登場人物が誰か分からないよね。
完全に原作知ってるひと、TVアニメを見てた人向けにしか作られていない。
角川側としてはそれでもいいんだけど、これではハルヒの普及、強いては角川スニーカー文庫の拡販にはつながらないな。
要するにハルヒを知っている狭い人向けの劇場アニメ。
ハルヒで稼ごうとする角川の姿勢が受け取って見えるわけです。
この劇場化って角川、そしてスニーカー文庫側からはどうしたかったのかと考えるとしか浮かんできません。
このままですと私個人としては『公開の収入で稼ぎたかっただけ』としか理解できません。
角川は営利企業なのでその姿勢を批判するつもりはまったくありません。
むしろ奨励します。
しかし、この日記で書いたように『徹底的にやれ』と言いたいです。
もう劇場化の時点で商売魂胆は見え見えですから、そこまでやるなら徹底\的に商業主義に走っても良かったのでは?
ある意味2010年最初にして最大のチャンスだと思ったのですが・・・。
まぁ、この公開にあわせて、マンガ本で色々拡販やっていたりしてますが、もっと激しくやってもいいと思います。
なんと言っても、肝心のスニーカー文庫がものすごい静なのが気になりますね。


この映画ですが、ハルヒを知っている人にものすごいお奨めできます。
ということは逆に考えると、ハルヒを知らない人が見ると金返せ状態ですね。


そこは最近公開されたディケイド完結編に近いかな?
そういえば某辛口評論家が採点80点とか書いてあったが、この人はハルヒを知っていたのだろうか?
知らないでこの点数だと、私個人的にこの評論家の採点方法を疑問に感じます。