ライトノベルランキング 2010年3月22日付

2010年3月8日〜2010年3月13日までに売れた文庫本のランキングです。
今回のランキングには、電撃文庫と新創刊のスマッシュ文庫が新刊が刊行されています。

オリコン2010年3月22日付文庫本ランキング

電撃文庫

今週1位

とある魔術の禁書目録(インデックス) (20) (電撃文庫)

今週4位

れでぃ×ばと!〈11〉 (電撃文庫)

今週6位

メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)

今週7位

電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)

今週12位

デュラララ!! (電撃文庫)

今週13位

C3‐シーキューブ〈9〉 (電撃文庫)

今週16位

デュラララ!!×2 (電撃文庫)

今週17位

スイート☆ライン〈3〉オーディション編 (電撃文庫)

今週19位

ご主人様は山猫姫 (4) 辺境若輩英雄編 (電撃文庫)

今週21位

花×華 (電撃文庫)

今週23位

デュラララ!!×3 (電撃文庫)

今週24位

ガンパレード・マーチ 逆襲の刻―青森血戦 (電撃文庫)

今週26位

烙印の紋章〈5〉そして竜は荒野に降り立つ (電撃文庫 す 3-19)

今週29位

デュラララ!!×4 (電撃文庫)

ファミ通文庫

今週9位

バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)

なんなんだ！今週の電撃文庫の怒涛のすごさはｗｗ
なんと、今週は文庫本売り上げ上位30作品のうち、半分に当たる15作品がラノベというとんでもない週となりました。
しかも、そのうち14冊が電撃文庫というとんでもない事態に・・・。
同じ日にスマッシュ文庫も出ましたが、電撃文庫はその持てる力の凄さを見せつけましたね。
PHP研究所からすれば、敵はあまりにも大きすぎるということですか？
そのスマッシュ文庫は、まぁ新創刊ということもありましたが、やはりランクインは無理でしたね。
巡回してみましたが、巷では好評不評が両極端に出ているような気配です。
私的には若干の消化不良気味ではありますが、出だしはまぁまぁと思っています。
今後に期待でしょうね。

さて、先週14位あたりから10000部割れしていたのに、今週は30位の作品でさえ10000部割れしてません。
つまり、今週ランクインしたラノベはすべて10000部以上の売り上げということです。
今週14冊ランクインさせた電撃文庫ですが、アニメ効果で売り上げが伸びているデュラララ！！が1巻〜4巻までランクインしています。
しかし、今週は文庫本全体が売り上げが伸びてるようですので、順位は下がっていても週間売り上げの方は実は伸びているようです。
アニメ放送開始から2カ月とちょっと、そろそろ陰りが見えたと思ったのですが、相当売れてますね。

そして、今週の1位に見事輝いたのは『とある魔術の禁書目録２０』これで3冊連続初登場1位を獲得してます。
実は2010年2冊目のラノベ1位作品です。
この作品18巻でラノベ史上初の2週間連続第1位という快挙を成し遂げましたが、20巻は今週だけで110000部以上を売り上げました。
わずか1週間の売り上げで10万部を超えたラノベ作品は、この禁書目録20巻以外では『彩雲国物語　黄粱の夢』だけで、ラノベ史上2冊目の快挙です。
しかも、『彩雲国物語　黄粱の夢』は11万部は行ってませんので、その記録を抜き1週間だけの売り上げだけで見る部数では、オリコンが集計を開始してから一番多く売れたラノベ作品ということになります。
一般文庫でもわずか1週間で10万部超えるのは難しいだけにこれはすごいことです。
しかも、今週の電撃文庫は早売りの情報が一切なく、秋葉でも3月10日だったということらしいですので、実質10日〜14日の5日間ということになりますが、それだけの既刊で11万部超えるとは・・・
すでにこのシリーズ別格になりつつありますね。
他には、アニメでやりたい放題の『れでぃ×ばと』11巻、実力と安定した作風で人気のある時雨沢恵一先生さの作品『メグとセロン５』、すでに常連作家の仲間入りと化している入間人間先生の『電波女と青春男４』などが順当に入ってます。
他にも、意外と根強い人気のあるガンパレードマーチシリーズや、こちらも常連の『Ｃ３−シーキューブ』最新刊。
こちらも人気作家である有沢まみず先生の『スイート☆ライン』なども、ほとんどランクの常連になってます。
全部で新刊10冊を入れてきた電撃文庫のラインナップには驚愕です。
そして、岩田先生の新作『花×華』がランクイン。
どうやら、売れているというのにうそ偽りはないようです。

電撃文庫以外で唯一がファミ通文庫『バカとテストと召喚獣7.5』。
こちらはランクイン3週目にして14万部に到達しました。
これはこれですごいです。
今週バカテスの1巻〜7巻はランク外になりましたが、まだまだそのパワーはあるようです。

さて来週ですが、ソフトバンクGA文庫、ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫などが集計期間中に新刊を刊行します。