ライトノベル『メグとセロン5』
女子人気大、実は奥手のセロン。メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 文庫
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正義感あふれる天然系メグ。
熱血漢金髪のラリー。
長身メガネサバサバ女子ナタリア。
美形長髪ちょっと皮肉屋ニック。
情報力抜群、新聞部部長ジェニー。
超お金持ちの子息・美男美女が集まり、学園内でも話題の中心である新聞部メンバー6人。
学園地下の不審人物騒動や、探し物の依頼、新聞部合宿中の殺人事件などなど、なぜか必ず騒動に巻き込まれてばかりのメンバー──。
今回はなんと!あのラリーにラブレターが!?
ラリーが大人に見えた
このシリーズ、これと言って大きなうねりみたいなものはないけど、突飛もなくおかしな展開もない。
語句う通の学園物。
セロンはラノベ的にはハーレム系統の主人公キャラ属性だが一途である。
他のキャラもモテル奴もいるが基本1vs1で構成されている。
恋愛がらみのネタは多いのだが、他人の恋愛ネタやら純愛が多いので、他のハーレム系作品とは様相が違う。
5巻はラリーが主役でラブレターもらった騒動顛末記なんだけど、今回は前ふりとかで読者に顛末と予想展開が見え見えだったような気がしないでもない。
でも、そこまで物語を終息させる時雨沢先生の手腕は大したもので、読み終わった後に何となく良かったと思わせる作品です。
りリアも多少ながら絡んできていますが、本格的に参戦するのかな。
このシリーズ第1巻でいきなり最後を披露しているので終わりがどうなるかが分かっているのだけど、それでも今後新聞部の面々がどうなるのか、先を読んでみたい気がします。
あと、黒星紅白師の女性の絵は比較的胸が強調されませんが、表紙のメグは結構巨乳だぞ。
まぁ、かがんでいるからかもしれないがww
総合評価:★★★☆