進撃の巨人

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

巨人がすべてを支配する世界。
巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。
だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

別マガで連載中で、ネット上でかなり話題になている作品。
たまに読むんだけど、何度か見逃していたし単行本も出たので読んでみた。


この作品謎が多い割に、その基礎的な設定はしっかりしており、とてもよくできている。
物語の開始当初はその世界観の説明を物語を進めながら上手に展開させている。
敵となる巨人はまさに謎で、人類だけを捕食しその圧倒的な身体能力で人類を圧倒する。
また、人類は巨人から身を守るために壁の中の世界に閉じこもって、つかの間の平和を得ている世界。
そんな中で主人公はこの世界に不満があるという設定。


しかし、その世界は突如現れた大型巨人によって壊され、巨人が壁の中に入ってきた。
そこで始まる殺戮劇、母親との別れ。
そして巨人等戦う決意をする主人公。


すべてが飲み込まれる圧倒的な描写で、ページをめくるたびにぞくぞくします。
1巻は、まさかの展開で終わってしまいますが、続きが気になりますね。
別マガ購読しようかな・・・。


総合評価:★★★★☆