ライトノベル『神明解ろーどぐらす』
小学・中学と学校のすぐそばに住んでいた池田十勝は、いつもクラスメイトたちが下校時にあった他愛ない話をするのにまじれず、疎外感を味わっていた。
- 作者: 比嘉智康,すばち
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/03
- メディア: 文庫
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そんなわけで遠くの高校へと進学した十勝は今日も、女子ばかりだけど曲者ぞろいの下校友達と一緒に校門を出るのだった……。
くだらない話をしながら道草する!
ひたすら無意味でフツーな下校を満喫したい、そんな十勝のアフタースクール・ライフ!!
たぶん、きっと、ラブコメです!!
『ろーどぐらす』⇒Road Garss・・・すなわち道の草で『道草』です。
性t会の一存から始まったと思える、一連の日常系ラノベですが、ラノベ部⇒僕は友達が少ないでブレイクした平坂先生の実績があるためか、まさかこの作家さんにも書かせたのではなかろうか?
と思えるような、例の系統シリーズの作品。
題材は道草です。
まぁ、道草が主題ですので、会話もどうしようもないのは分かるとしても、2番煎じどころか8番目くらいwwだから、圧倒的後発であるための不利は否めない。
生徒会や、僕は友達が少ないのようには簡単にはいかないんですよ。
キャラがインパクト薄いのはともかく、主人公に魅力がないんですよね。
これは致命的かな。
ただ、脇を固める薄いながらも美少女3人はそれなりのインパクト的な何かを持っているので、表現のやりようでは成長するかもしれないが、読者を取り込むにはあと2つも3つも何かが足りません。
ただでさえ、同じレーベルに『僕は友達が少ない』という強力なライバルがいるので、ことは簡単ではないと思えます。
一応、まだつづくようではありますので、今後次第といったところでしょうね。
総合評価:★★