『涼宮ハルヒの驚愕』読んだよ

4月30日発売の『ザ・スニーカー』6月号に先行掲載された『涼宮ハルヒの驚愕』を読みました。
文庫本でおよそ70Pほどの量です。
盛大にネタバレありで行こうと思います。
見たくない人はここから下には行かないほうがいいでしょう。



















やばい、余りにも感覚が開きすぎて前回の事良く覚えてないよww
αとβに分かれていたんだね。
さて、αは今回ほとんどなくて、β-7がメイン。
β-6で九曜が原因で倒れた長門SOS団で見舞うところからスタート。
なんと言ってもハルヒの病人向けながら手料理の旨さと、それを行う手際よさが光った。
しかし、長門の場合病気と言うよりアレだから、いくらハルヒが作った手料理を食べても良くならない事が、ハルヒ以外の全員が分かっているので、これはなんとも痛々しい光景。
そして、消失以降本気で長門を思いやるようになったキョンが、ここでも本気で長門を心配している。
このシーンだけ見ると、どう考えてもキョンハルヒより長門に気持ちが傾いているとしか思えないのだが・・・。
その心配振りはSOS団の仲間と言う風には思えない。
長門が珍しく眠りに付いた事に驚いたキョンは、原因の元となった九曜と直談判するために長門のマンションを飛び出すが、そもそも九曜が何処にいるかも分からない事に愕然とする。
そう思ったら、目の前に九曜が存在した。
なにか怪しげな雰囲気を出す九曜だけど、挿絵で見るとものすごい美少女なんだよねw
そんなのに見つめられたら、別の意味で動けなくなるよ。
長門とは違ったヒューマノイドではあるが、どこか本当に違う怪しげな雰囲気の彼女に『私と付き合う?』とか(もちろん意味は違うと思うが)といわれて、キョンは色々わけが分からなくなってしまう。
頼みの長門もアノ状態だし、これはキョンある意味絶対絶命じゃないか?


そこに現れたのが朝倉涼子
これまたなんとも朝倉らしいやり方で、九曜にのめりこみそうなったキョンを静止する。
九曜も本当に朝倉を危険分子とみなしたり、殺意が本物と言わしめたり、やっぱり朝倉さんだww


そして、さらには喜緑さんも加わって、キョンを巻き込んで(ただしキョンには理解不明)壮絶な宇宙的バトル(?)を行う。


九曜が撤退した後、朝倉さんはまたまた消滅。
今は喜緑さんの管轄下なのか。
それにしても朝倉さんは都合よく扱えるキャラになったな。


キョンは佐々木に連絡をとり、藤原、橘、そして九曜に会う約束を取り付けたところで終わり。


今回もキョンが一人で色々立ち回りそうな感じのする構成内容だったように思えます。
しかし、気になるのがα側の展開。
α側がのほほんと進んでいるのが気にかかります。
あまり進展が見られなかっただけに、α側には一体何があるのか。
年内には刊行する予定と書いてありました。
早く読みたいですね。

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2010年 06月号 [雑誌]

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