ライトノベル『死想図書館のリヴル・ブランシェ2』

皆様、右手をご覧ください。
右手には指が5本あります。


皆様、左手をご覧ください。
特になにもありません。


この女はなにをやっているのだ。
イツキは額に手を当てながら痛々しいポーズをとっていた。
楽しみだった京都修学旅行だが、とある事情で修学旅行の時期と死書を探す時間が重なってしまった。
筆記官となったイツキにはそれは仕方ないことだと思ったのだが、よりによって死書の逃げ込んだ場所が京都だと?
しかも、リヴルが同行する?
それで、前述の通りバスガイドとしてリヴルがコスプレ偽装して同行しているのだが、この先いったいどうなるやら。

リヴル、バスガイド!!
いやぁ、いいもの見せてもらいましたよ。
しかも、今回もリヴルバスガイドが表紙。
第1巻は物の見事にリヴルの絵につられて買ってしまいましたが、今回も表紙買いですww
ぶっちゃけ書くとKeGさんの書くリヴルが魅力の作品




言い切ったよ。
著者怒り狂って後方三回転半とかやっちゃうかな。
でもね、作品も悪くないんですよ。
1巻に比べれば格段に良くなった。
なにが良くなったかというと、リブルの扱いがとてもうまくなっている。



い、いや、この作品それいいのでは?
リヴルは無表情でイツキに接するも、たまにイツキのことを考えるがゆえに筆記官のイツキに逆らったり。
阿修羅像と激しい戦闘をしたかと思えば、今回は黒い下着がスケスケのネグリジェ姿に、浴衣に着替え真っ最中の現場にイツキ乱入などのムフフなシーンまでリヴルがたくさん。
しかも、きちんと絵を用意しているところがポイント高い。
リヴル中心でイツキ視点で進むこの作品は、二人のコンビがうまくかみ合って作品全体をよくしています。
だけど、2巻の表紙のリヴルの手前の女の子。
ネタばれになるので詳細は書かないが、この娘が食う食うなんでも食う
あとがきにもあったが、あれまで食っちゃった
たしかに、これは食いすぎかもしれない。
3巻あたりで食あたりを起こさないようにww


それと一つだけ許せないことがある。
それは先に書いたイツキがリブル含む、3名の女の娘着替えシーンにうっかり乱入シーンでのイツキの地の文。
ここではリヴル以外に、名前御忘れたがイツキの幼馴染とすでに着替えを終わっていた、2巻からの新キャラでイツキの親友の彼女がいたのだが、問題はこの親友の彼女。
イツキ曰く、この親友の彼女が3人の中では一番抜群のプロポーションということだ。
これには同意できかねる!!ww
いや個人的な妄想ですが、私的にはこの作品内ではリヴルが一番なんだww
本当に個人的な叫びですので気にしないように。


リヴルを主にすると、意外にもまとまりが出て良くなった方向に進んだような気がするこの作品。
今後も続けてほしいかなと思います。
あ、バニーガールもありですね。


総合評価:★★★