JR東日本のダイヤ改正

今月は鉄道ネタやるつもりはなかったのですがwww
先ごろ、12月のJR東日本ダイヤ改正の概要が発表されました。
メインはもちろん東北新幹線新青森延伸によるダイヤ改正ですが、今回はそれは置いておくとして、気になったのはメガループwwと銘打っている南武線武蔵野線の強化について。
まず武蔵野線は中央線と大宮を結ぶ快速が走っていますが、これがほぼ定期列車として運行するようです。
それだけではなく、西船橋方面からも直通列車を運行するようです。
中央線側から来る列車には『むさしの号』。
西船橋方面から来る列車は『しもうさ号』。



もう少しネーミングを考えてもらいたかったねww
本数は少ないけど、大宮へのアクセス改善を行うようです。


そして、こちらは3月からですが、南武線に快速列車が復活します。
『あれ?』と思う方もいるかもしれません。
JR東日本は新設と書いてますが、南武線には昔快速が走っていたんですよ。
だから私は敢えて"復活"と書きました。
昔の快速の運転区間は川崎-登戸間で当時最新鋭の101系で運行されていました。
停車駅は『川崎-武蔵小杉-武蔵溝ノ口-登戸』でした。
上りの快速は中の島方面からの各駅停車の接続を受けて先行で発車しましたが、川崎までの間で接続可能な駅は『矢向』*1しかないため、快速の前の各駅停車は相当前を走っていました。
下りの快速は途中武蔵中原で先行の各駅停車を追い越していました。
今回の快速の停車駅は『川崎-鹿島田-武蔵小杉-武蔵中原-武蔵新城-武蔵溝ノ口-登戸-以降各駅停車-立川』となっています。
なんというか正直微妙な通過駅設定ですね。
短縮時間はわずか5分で、下りの快速の前に発車する各駅停車は7分先発の登戸行き。
上りの快速の前に発車する各駅停車は10分先発の川崎行き。
まぁ、どう考えても途中で追い越しはしないだろうね。
どちらかというと、電車の運用を上手に利用した増発という概念の方が強いかも。
この快速で南武線のほぼ全域の人が少しだけ利便性が増すが、逆に不便になるところも出てくる。
それは津田山、久地、宿河原の各駅から、登戸より先に向かう人。
1時間に2回は階段を上り下りして、登戸で乗り換えないといけなくなった。
本数的には変わらないが、乗り換えなしだけの電車の本数は1時間に6本⇒4本と変わる。
はたして、乗り換え駅での乗り換え需要が今でも大きい南武線の快速は定着するのかどうか?

*1:武蔵中原駅は地上時代