ライトノベル『はぐれ勇者の鬼畜美学2』
- 作者: 上栖綴人,卵の黄身
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2010/07/31
- メディア: 文庫
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1巻に続いて主人公を主体とした物語かとおもいきや、今回は美兎にスポットがあたる。
結構、美兎視点が多くちょっと違和感を感じた。
1巻で感じた骨太なストーリーがちょっと崩れかけてしまった。
さらに悪いことに、終わったはずの異世界での騒動が、こちらの世界に及びそうな感じかと思ったら、まさかのところで終わるし。
1巻が良かっただけに2巻の構成がイマイチだったが、3巻のための布石作りと思えばそれはも良しとするかな。
主人公が鬼畜ながらもしっかり美学を貫き、まさに主人公している作風が魅力だったが、この2巻は3巻の前章という感じでひいたのでイマイチ感はぬぐえない。
だけど、その分3巻では主人公の鬼畜美額が大炸裂することを期待しております。
総合評価:★★★☆