MF文庫Jからの挑戦状
12月に刊行されるMF文庫Jで、今ひときわ異彩を放っており、そのあまりにもカオスぶりから刊行前なのにすでに話題沸騰の作品があります。
それがこれ
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
12月24日に刊行予定ですが、タイトルがそのものずばりで、紹介もタイトルをそのまま突き進むような感じ。
おそらくは兄視点で物語が進むのだろうが、このタイトルで相当インパクトが強かったのか、ネット上では結構話題になっています。
著者はあの『鈴木大輔』氏。
数日前に、MF担当の感性に脱帽したことを書いたが、それにしてもすごいタイトルだ。
ということで、公式の紹介をちょっと抜粋します。
この小説は『とある事情で離れ離れになっていた兄妹が、再び一つ屋根の下で平穏な日々を送るようになった様子を、ごく淡々と綴っていく物語』だ。
たぶんそんなに面白くはならない。
なぜなら兄妹の日常なんて所詮は平凡な――「さあお兄ちゃん、お布団の用意はとっくにできています。さっそく記念すべき初夜を過ごすとしましょう!」「秋子。お前はちょっと黙ってなさい」……失礼、もう一度紹介し直そう。
これは主人公である僕が、超ブラコンの妹を初めとする色んな女性たちと――「あ。ひょっとしてお布団じゃなくて、お外でする方が良かったですか?」「いーから黙ってなさい」……えーとすいません、要するにラブコメです!
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なめてんのか!この紹介ww
タイトルといかにもな紹介で売れるほど甘くはない。
確かに、タイトルのインパクトは大きかったが、だからといって売れるかどうかはわからんぞ。
いくら何でも世のラノベ読者を嘗めきってないか?
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すみません、先ほど近所の書店で予約してきました!!
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素直に認めます。
公式の紹介なんてこれっぽっちも読んでません。この日記を書くとき初めて読みました!!
表紙も公開されていたのに、今確認しました!!
完全にタイトルだけで、予約しました。
ということで、まだ20日くらい先なのに、予約してしまったよ・・・
ところで、この作品層はどちらかというと10代〜20代の男性が多いと思うのだが?
たとえば、本屋で本が見つからないときに店員に『"お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ"というタイトルの本ありますか?』とか、予約するときに『12月24日発売予定の"お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ"という本です』とか言えますか?
口に出すには、すごいやばそうな気がするのは気のせいでしょうかww
これなんて羞恥プレイなんですか?MF文庫J編集部さん。
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しかし、私は堂々と店員に向かってタイトルコールしたぞ!!
何の躊躇いも無くな!!
MF文庫Jのその挑戦状を跳ね返したぞ!!
さて、あとは24日になるのを待つだけだ。
書店から電話が来ることになっているのだが、『予約されていた"お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ"が入荷しました』とか電話ごしで言う店員の方が羞恥プレイにさらされそうな気がするぞww
MF文庫Jってなんて罪作りな集団なんだ。