別冊少年マガジン2011年1月号『進撃の巨人』

今月から別冊少年マガジンコミックスと別冊少年マガジン本誌が同じ日に刊行となった。
ということで、今日は3巻が発売と同時に本編も進んでいます。
ということでいつも通りネタバレありで













先月から始まった過去編PART2。
今回はエレンたちが群に入隊した直後の話だが、エレンは兵士が使いこなす立体機動の基礎となるバランス感覚が全くだめで、兵士適正そのものが怪しまれる。
ミカサ、アルミン、エレンを救った隊長は『1人は高い戦闘力、1人は強い精神力、1人はとても賢い頭』という表現をした。
そんなエレンの唯一にして絶対の長所がその精神力。
いくらだめだめでも結果が決まるまで、出るまではくじけないエレンの練習は続く。
そしてその高い戦闘力を有するミカサだが、その行動原理の一端が垣間見えた。
彼女はものすごいきつい言葉でエレンを責める。
結構サドな彼女だが、それもエレンあってのこと。
エレンが巨人と戦うから一緒に兵士訓練生になる。
エレンが巨人から逃げて生産に回ればミカサも一緒。
将来調査兵団にエレンが進むなら彼女も一緒に進む。


『エレンがいるところが自分の居場所』というミカサの強い思いは、ある意味エレン以上の精神的強さをみたような。
だからこそエレンがいなくなったときの彼女はとてももろいのだが。
そして意外にも、当のエレンにはそんな思いも伝わっていないし、理解されていないのが痛い。
折角の大事な一言はまさかのサシャの一言オチに持って行かれたww
サシャやっぱり人気あるのか?


そんなエレンは見事に立体機動の基礎をクリアして、晴れて兵士適正クリアとなった。
ここにエレンたちの兵士としての第1歩が始まった。