彩花みん「赤ずきんチャチャ」復活!読み切りがCookieにみる集英社の関連マンガ作品

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1515959&media_id=86

このリンク先mixi-Newsなので、見れない人もいるかもしれません。
あらかじめご了承ください。

さて最近感じましたが、集英社は昔の作品を、リメイク、続編、そして一番多いのは番外編で出す事が多くなりましたね。
特にここ数年は少女系の代表格である『りぼん』系統が目立ちます。
さて、集英社の最近の関連作品としての展開ですが、有名どころでは

『星闘士星矢』←別立て主人公の番外編(前哨戦もあった)
キン肉マン』←息子が主役の続編
姫ちゃんのリボン』←リメイク

上記で挙げたものは元の原作とは違う、最近の若いマンガ家さんが書いているところかな。
(キン肉マンは同じゆでたまごさんが書いています)


それから正統なのか分からないが池野恋さん自身が書いている『ときめきミッドナイト
これはあの有名作品のリメイク物でしたね。


この流れ、北条司さんの『Angel Heart』や、原哲夫さんの『蒼天の拳』を看板に立ち上げたバンチ創刊(2001年)の影響も若干・・・・あるのか?
たぶん、ここ数年の集英社の作品のこういった流れは、このバンチのやった後の話だと思ったので、そう考えてしまいます。

ときめきミッドナイト:2002年
星闘士星矢番外編G:2003年
姫ちゃんのリボンリカラフル:2009年
キン肉マン2世はバンチ創刊前の1998年)

ああ、これを見るとバンチはキン肉マン2世での成功で、北条司氏と原哲夫氏にお願いして、またその流れが集英社に戻ってきたという事も邪推ながら思っちゃったりしてww
実際にはこれらの関係者しか分からないでしょうけど。


さて、こういった作品の場合、非常に大事な事があるのですが、それは『元となる作品が有名』『ある程度時間が経っている』という2つです。
これは重要で、元の作品はそれなりに知名度がないとリメイクなどをしても『なにこれ?』という事になってしまいます。
そしてどうしてある程度の時間差が必要なのかということですが、この手の作品は元があるだけに、その元作品の世界観を壊したり、つじつまが合わなくするような作品つくりはご法度です。
なので、その作品のセンスが場合によってはそのままリメイクとかにも受け継がれる事があります。
こうしたセンスというのは、今のこの時代の流れでは非常に秋季やスピードが早いもののひとつ。
つまりは『当時は受けても、今受けるのか?』ということです。
『じゃあ、別にリメイクとかしなけりゃいいじゃん』といわれればそれまでですが、そこにこの時間差トリック(ちょっと大げさですが)を取り入れます。
時間差・・・すなわち世代差です。
先の作品群・・・特にときめきミッドナイトの元作品『ときめきトゥナイト』の主力層は、既に子供を持つ母親でしょうし、姫ちゃんのリボンも1990年の作品ですので当時読んでいた人は既に母親になっている人がほとんどだと思います。
もし、その子供が女の子だったら、その子たちにむけてもう一度あの作品を・・・という流れが出来ても、まぁありなのではないかと思います。
そして母親もリメイクを見て懐かしみ、ついでに元作品はどういうものだったのかで、母娘会話ができる。
昨今の家庭事情では、いい話ではないですかww
そこまでの考えがあるかは分かりませんが、この流れ世代交代が進みそうな時期に狙って出すとより効果的です。
それを考えると、『ジャンプ』『りぼん』で連載されていた名作も、一回りに目に入ったという事ですね。
先に書いた『バンチ』が同とかは関係ないのかもしれません。
まさにそちょうどそういう時期だったという事でしょう。


しかしその反面、今人気のオリジナルの名作漫画は今後どうなるのか?
その答えが出るのは次の世代交代の20年後ぐらいかもしれませんね。


最後になりましたが



『星と瞳のシルエット』のリメイクと番外編と続編を!!!!!

ただこれだけが言いたかっただけかもしれないww
*1

*1:続編のエンゲージ以降の、純粋に香澄と久住はどうなったんですか? 恋に敗れてばかりの吉祥寺さんは、あの彼と幸せになれたんですか?