『となりの柏木さん 1』

となりの柏木さん (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

となりの柏木さん (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

高校生の少年雄斗は、オタクを公言してるくらいの萌え大好き。
そんな彼の隣に座っている柏木さんは、スタイルよし、器量もいいがいつもツンツンしている美少女。
孤高な感じで高嶺の花であり、大のオタク嫌い。


ふたりはごく普通に接・・・することは出来ず、ごく普通に会話できず、ごく普通のクラスメイトにもなれませんwww
しかし、そんな柏木さんには秘密がありました。
それは柏木さんは隠れオタクだったのです。


なんか似たような感じの作品がありましたねww
主人公雄斗は最近お絵かきSNSがマイブーム。
そこで個人的に気に入った絵描きさんがいましたが、実はその人が柏木さんだったというオチです。
しかし、そのことは主人公にはばれていません。
しかしながら、柏木さんが隠れオタクであることはばれて、主人公と秘密を共有しあう仲になります。
さらには学校で隠れオタクを通していた鬱憤を晴らすかのように、何のためらいもなく会話ができる主人公と一挙に仲が縮まります。
そんなベタでお約束な展開を進みますが、なにぶん主人公がかなりのKY体質www
主人公自ら自爆したりして一筋縄ではいかないところもありますが、基本一本道を進んでいるようなので、物語に山あり谷ありのような、凹凸の激しい物語としては機体は出来ない。
また、登場人物が少ないため、物語の広がりという部分ではいささか力不足です。


純粋に二人が奏でる、オタクトークと、お絵かきSNSがテーマの緩やかなラブコメです。
あまり激しい物語が好きではない人にはお奨めします。


あと著者である霜月氏が書く女の子が魅力的です。


総合評価:★★★