角川スニーカー文庫『カレイドメイズ2』(再掲載)
カレイドメイズ2もえない課題とやける乙女心 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 湖山 真,鵜飼沙樹
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/31
- メディア: 文庫
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史上最強のヘタレ"カイル"と、現代まで永眠していた古代の王女様"ネーフェ"の恋愛模様と冒険活劇。
カイルはネーフェに押し倒されて、カイルのボタンがはじけて、肌があらわに・・・って逆じゃねぇww
ネーフェ王女様たくましくなったなぁと。
しかし、カイルも中々に一歩が踏み出せない状況で、ネーフェに『夫にはなれない』とヘタレにしては、なかなか強気な発言。
まぁ、この意見もネーフェお得意の曲解で違う方向に進むんだけど。
今回は謎の美女『ミオ』が登場。
色々な意味でネーフェの邪魔をしてくる美人だが、なにぶん謎の人。
物語の途中で素性が分かるのだが、まだイマイチとっつきにくいところで退場してしまった。
しかしながら、今後も出てくるのだろうな・・・・と思ったら、最後の最後で出ましたよ。
やはり、ネーフェにとっては蘭の人となった彼女。
今後は、カイルを巡ってそっち方面にも走るのか?
恋愛以外の部分では、ネーフェの記憶が若干戻ったり、少しだけ謎の部分がとけたり、お父さんが相変らずだしww
1巻の面白い部分を軸に、2巻はさらに厚みを持たせようとしてがんばってますね。
基本テンポが軽快で読みやすく、キャラも中々面白い個性派ぞろいなのだが、まだしっくりこない。
後はなにがたりないのかな?
色気も要員が出来たし、オチも担当要るし、・・・多分敵かな。
ここが見えない分、弱いのかもしれない。
まぁ、これも補完されていくのでしょう。
今回も面白かったです。
久しぶりに続きを読みたくなるシリーズかな。
最近レンタルマギカ以外、読みつくしたシリーズって言えば『ふるこんたくと』だったからなぁ。
ある意味ひどい選択だったww
総合評価:★★★☆
*1:2011年4月2日に書かれたもの