俺がヒロインを助け過ぎて世界がリトル黙示録

波乱の血筋を引く少年烈火と、その少年が巻き困れる数々の物語に登場するヒロインたちの物語。
を開始するという

SF、ファンタジー、非日常バトルなど数々の物語あれど、まとめてなんぼというのはそうそうない。
しかしながら、昔の王道ファンタジーやSFが主流だったころのラノベはこんなの結構あったようななきもする。
なんとなく、昔の懐かしい感じがする展開と雰囲気がする作品です。


烈火は波乱の血筋以外はいたって普通の人間。
それを知恵と、自分の旅した世界をつなげて戦うことにこの物語の真骨頂があります。
今回は3つの世界とそれぞれで問題になっている事情を解決するのに、上手にまとめて上手に処理しました。
展開が妙に早いけど、ラノベとしてはこれで十分なのではないかな。


そして、各世界で助けたヒロインたちも壮絶なバトルを開始するわけですが、これは今までにはあまり見られなかったような展開。
今時のほかのラノベ作品ではハーレムでヒロインたちが壮絶バトルがあるが、この作品のような展開も珍しいと思う。


物語の大筋はなんとなく古めかしさと、懐かしさを感じつつも、そこに今風のハーレムご都合主義をくっつけた印象ですね。


考え方として上手に作ったと思います。


総合評価:★★★☆