ミニスカ宇宙海賊８

ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女 (朝日ノベルズ)

おそらく、この8巻はアニメにならないだろうと思われます。

さて、今回はあのジャッキー再登場と新キャラの賞金稼ぎ登場。
いつものミニスカシリーズと違って、マリカ様御一行がいつも以上にさえない。
７巻は弁天丸自体が出番がなかったが、今回は出番があったのになんかぱっとしなかった。
そして肝心の新キャラが初登場の割にはぱっとしない。
そもそも出番は少ないし、出番があってもそれほど印象に残るほど特徴がつかめない。
逆にジャッキーとグリューエルの存在感がどんどん増していくなぁｗｗ

物語自体も今回はメインが海明星の白鳳女学院が舞台ですので、宇宙艦隊戦とか海賊稼業とかはあまりなかった。
ですので、物語自体はえらく地味でした。
何かの布石かと思えばいいのだろうが、いままでのシリーズの流れからするとこれはパッとしない。
しかしながら、地味さの中に物語としての面白さはあります。
宇宙海賊を期待すると今回は痛い目を見るかもしれないが、シリーズなので、最初からずっと読んでいる人には面白いでしょう。
私的にはよかったです。
ただ、特定のキャラにスポットを当てることが多くなりつつあるくらいに、キャラが増えたということか。
キャプテンマリカだけは影が薄くならないことを祈ります。

９巻に期待します。