Googleマップナビを使ってみた。

先日群馬に出張に行ったことを書きましたが、その時自分のスマートフォンを利用し、今話題?の「google-Map-Navi」を使いました。
で、その実力やいかに。


1、ルート検索

今回は神奈川-群馬のルート検索。
距離は片道約150kmですが、まず目的地選定に少々時間がかかりました。
この設定に5分ほど。
しかし慣れると簡単で、2度目以降はあっという間にできるかと思います。
そして、出発地と目的地が決まるとわずか数秒でルート検索完了。


これは早い!!


しかしながら、一度東京を抜けて関越に入るルートを提示された。
それもそのはずで、このGoogleマップナビは3月に開通した圏央道の八王子JCT-高尾山ICが反映されていません。
ということなので、早速ナビのルートの意に反した道を進むことにww


2.ルート補正


意に反した場合、ナビはルート修正を試みますが、これも早かった。
交差点ごとに修正方向と、音声案内があり非常にレスポンスがいいと思います。


3.ナビとしてのまとめ


ナビ自身の性能面は本家のナビシステムに匹敵する性能があるかと思います。
しかもGPS機能付きAndroid端末があれば無料で使える。
ヘタにウン十万も払ってナビ買うより良いかもしれない。


4.短所


やはりVICSと車則センサーがないため、すべてはGPSだよりになる。
なので、細かい渋滞情報やトンネルに入るとどうしてもレスポンスが悪くなりがち。
今回はほぼ関東平野まっしぐらだったので、高尾山付近とあきる野付近のトンネルだけだったが、トンネル連続の峠越えや山道だときついかも。


今回使った端末は私のAndroid携帯「Optimus-LTE」(ドコモ、LG電子)だったが、これにも問題があった。

昨今のAndroid携帯はDualコアが主流だが、その反面CPUに過負荷がかかると発熱する。
そして、このGPS機能もONにすると、結構熱くなるのです。
この発熱が問題で、なんといずれはオーバーヒートします。
さらにGPSをONにしたため、電池の減り具合が早い。
これに輪をかけて先ほどの発熱が絡みます。
発熱した状態に於いては、携帯の保護回路が働き充電できないようになています。
そのため、車のシガーソケットから常に供電しながらナビを稼働させるのは難しい。
つなげても充電しなくなってしまいます。


したがって、Android携帯で長時間ナビするのはほぼ不可能に近い所業ではないかと思われます。


5.まとめ


これがOptimusだけのものなのか、他のAndroid端末だけの問題なのか不明だが、GPSAndroidタブレットとからなら、大きい分だけ大きい電池ついているし、発熱の放熱処理も携帯端末よりはいいだろうと思う。
画面もでかいから見やすい市、後は車への固定方法くらいかな。
ちなみに、今回は群馬の目的地に着いた途端バッテリーが切れた。
GPS-ONでずっと充電させずにした状態で、かろうじて150kmナビできた。