咲-Saki-阿知賀編の麻雀用語おまとめ?2

さて「阿知賀編」の第4話について、昨日の日記の続きと、たぶん大多数が疑問に思った例のシーンについてちょっと見てみましょう。
番組開始14分12秒

針生えり「なんでしょうかこれは?サンメンチャンとピンフを捨てて、片あがりノベタン

これは1回戦、東一局で玄の配牌の変化でテンパイに取った形式を驚いたアナウンサーの言葉。
さて、まずはこの状態。

松実玄が、この状態からどういう変化をしたのか?
まずはドラであるをツモってを河に捨てます。
これで

と貼りかえしてテンパイ。
この時点では待ち牌はの3種類でサンメンチャンです。
ただし、ここでも松実玄はリーチをせず、次にまたドラであるをツモってきました。
この時に切るのがです。

となりました。
この状態でもテンパイですが待ち牌はの両はじの待ちになりました。
このような待ち方を通称ノベタンと言います。
当然ながらのサンメンチャンの場合、最大で上がれる牌の数は11枚。
しかし変化させたノベタン状態では、待ち牌は6枚になってしまいます。
しかもリーチをしていない状態に於いては、ではツモで持ってこない限り役がありません。
の場合のみ三色がつきますので、リーチをかけない限りは出上がり(ロン和了のこと)するにはだけです。
これが針生アナが言っていた片あがりという現象のことです。


番組開始14分21秒

三尋木プロ「リーチ掛けたら二つ目の赤ウーピン来た時困るんじゃないかな?」

この咲-Saki-に出てくるプロって、やたら個性的な連中が多いですが、三尋木プロの個性ある中でのこのセリフはプロらしいものです。
三尋木プロの凄いのは、見ただけで選手の特徴をつかんでいて、松実玄のドラゴンロードをこの東一局で見抜いていることですね。
解説では断定して言ったセリフはありませんが、三尋木プロ内心では「松実玄はドラが集まり、且つドラを捨てられない選手」ということが、東一局1本場で分かったということ。
咲-Saki-に出てくるプロの個性あるのもそうですが、その個性の中にプロらしいしぐさや腕を魅せる連中が多いのも、咲-Saki-に出てくるプロの特徴かと思います。


番組開始14分37秒〜14分55秒
まずはこの2つの映像を

これは玄がノベタン片あがりになった直後の冨山代表と岡山代表の捨て牌シーン。
このあと玄はをツモ切りしており、福島代表にテンパイしていると察知されます。
その時、こんなシーンがありました。

なんかおかしい・・・・
画面は福島代表裏磐梯合高校"森合 愛美"からの視点。
下家が讃甘高校の"新免 那岐"で対面が射水総合高校の"寺崎 遊月"
よく見てください。

"寺崎 遊月"の捨て牌は確かだったはずなのにになっています。



う〜〜ん。
これについてはなにも言えませんね。
おそらくが展開的に正しいかと思うのですが。


以降時間があれば、またまた続くかも?