2台持ちのメリットとデメリット

さて、SIMを通話用と通信用に分けて契約したことはここで書きました。

新しいスマホに切り替え

では具体的にどのようにして2台もちをするのか?


2台持ちの方法その1 ガラケー
通話用のガラケーと通信用のスマホ、あるいはタブレット端末にして2台持つ方法です。
これは2台もちをやろうと考えると、まずほとんどといっていいほど真っ先に思いつく方法です。
特にガラケーは通話用端末としては最強の端末といってもいいではないでしょうか?
そもそもつんでいる回路が通話に特化しているし、電池の持ち具合やキーの配列、また形そのものが通話前提に作られているので、通話するならば使いやすいアイテムです。
まさにガラケースマホ(タブレット)の2台持ちは、Bestな組み合わせといってもいいでしょう。
今回の私のSIM2枚わけに関してもこれは当然考慮しました。


結論から言うと今回はこのガラケーと通信用端末の組み合わせは見送りました。
なぜかというと、やはりデメリットはあるのです。


ガラケーと通信端末2台持ちの最大にして最強のデメリットはやっぱり2台持ち
2台もちで安くできる反面、その2台もち自体がデメリットにもなります。
ただ2台持つことがどれだけデメリットになるかは実際に使ったことがある私も知ってます。
苦にならなければそれでいいのです。
しかし、2台持ちに加えもうひとつデメリットがあります。
それは


電話帳の移行



これがガラケー最大の弱点ではないでしょうか?
スマホを使っていてガラケーとの2台持ちにしようとしている人のほとんどが、これに悩まされます。

なぜかというとそもそもスマホには電話帳の移行という概念がないからです

ガラケーしかなかったころ、機種交換のとき皆さんも苦労したことを思い出すでしょう。
スマホは電話帳の移行が必要ないというより、電話帳がそもそも存在しても使いませんのでスマホに慣れきってしまった人がガラケーに再び手を出すときづまづくのです。
それに加えスマホガラケーの電話帳移行サービスというのはキャリアショップでもやってないのです。
はっきりいってスマホの機種変更の際の電話帳の整理をやると、ガラケー時代の電話帳移行はなんだったのかと馬鹿らしく思えることがありますが、2台もちでその思いを再び味わうことになるのです。
パソコンを使えばできないことはないが、それでも移行作業の必要がないスマホのほうが圧倒的に楽です。


私は膨大な電話帳をパソコンとか使っても面倒なので、機種変更する際は移行作業がないスマホにどうしても移りたいと思いました。
よって2台持ちの煩わしさと電話帳の移行が面倒なことから、今回はガラケーの選択肢ははずしました。
どちらかというと、電話帳のほうかな・・・



となるといったい次の手は?



2台持ちの方法その2 ポータブルwifiルーター
さてガラケーを選択からはずした際に次に考えたのは、スマホとポータブルwifiルーターの組み合わせにたどり着きました。
これはスマホに通話用SIMを挿入し通話用として使う傍ら、通信用SIMを挿入したポータブルwifiルーターを用意してデータ通信をwifiにて行う方法。
これも2台もちになりますが、通信と通話をスマホ一台に凝縮することができ、wifiルーターはかばんなどにしまってしまえばいいのです。
ガラケーと違い、スイッチのON/OFFくらいですかね本体いじるのは。
そしてポータブルwifiルーターwifiルーター機能に特化していることと、外で持ち歩くのを前提に作られています。
よってスマホ自身の通信機構よりも通信感度がよく、かつ電池もちがいいものが多いです。


さらに私の場合は運よくdocomowifiルーターを2台持っており、新規で購入する必要がなかったことも追い風になりました。
これだけ好条件がそろっていればガラケー2台持つ案を切った時点でほぼ決定でしょう・・・・


しかし私の選択はこれでもありませんでした。



電話帳と2台持ちの煩わしさは、ガラケー2台もちよりもはるかに克服されています。
特にスマホを使う時点で電話著の問題はほぼないといっても過言ではない。
ではどうしてこの選択をしなかったのかというと、なんかスマホの機能を使いこなしていない


なんという子供みたいなわがままないいわけでしょうww
この使い方はスマホ自身は通話しかせず、通信はスマホwifi機能を使うことになります。
つまりスマホの通信機能部分をまったく使わないことになります。


人間というのは意外と欲深いもので、せっかく持っている機能を使わないのはもったいないと思う生き物です。
これはある意味本能かもしれない。
つまり何事も使いこなしてナンボという生き物だと思います。


どうもこのような限定機能だけで使っていると、最初はいいですがいずれなんか物足りないと思うようになるのです。
使えるものは使わなきゃとつい思っちゃうんですよね。


ということで、ただこれだけの理由でこの選択はパスしたとんでもなくわがままな私ですww



となるといったい次の手は?



2台持ちの方法 番外編 いろいろ
次に思い立った手はあるのですが、その前に実際に取った手段以外にもいろいろな手を思いついたので番外編として紹介します。
まずはこれはまず思いつかないだろうという手で通話機能のあるポータブルwifiルーターを使うものです。


Willcom時代にPHS回線を使ってスマホを電話として使うモジュールがありましたが、あれ今手に入らないようですし、しかもPHSなので通話としてはどうかなと。
しかし、世の中にはこういうものがあります。

スマートデュアル

これはwifiルーターなんですが、これ自身通話用SIMを挿入すると3Gによる通話が可能になることです。
スマホとこれをwifiで接続し、スマホの専用アプリでこのルーター経由で通話することが可能という珍しいものです。
まぁ、こんな発想日本人にはまず不可能ですね。
当然の中国製ですww
中国だとこういった製品は結構需要があるらしいです。


これを本気で考えましたが、docomoFOMAプラスエリア非対応、通話を専用アプリで行うのに不安を感じた、そもそも技適どうなの?
などなど採用にいたらずボツ。


さらに変な方向に向かったのが、iPhone用SIM2枚モジュールという、これまた普通の人には思いもつかない方法。
言葉で書いてもイメージわかないと思いますが、こんなのです

iPhone5用 SIM2枚アダプタケース(サンコー)

あの、秋葉原でもレアものとして知られるSHOPサンコーのHPですが、こんな感じのものです。
実際に詳しく書いているサイトを見つけましたので記載します(直リンはしません)

ドコモ iPhone6でデュアルSIM運用
(ttp://matome.naver.jp/odai/2139159099069989101?&page=1)

こんなアイテムが存在するのですね。
ただこれも難点があります。


まず、改造に近い行為であることがひとつ、なのでちゃんと動作するのか不安もあるし、壊れたりしたらたまったものではない。
次に強引に2枚にするのでケースでごまかさないといけないので巣が、ケースが合うかどうか。
iPhoneはそのデザインの秀逸さもあり、そもそもケースを使用したくない人もいるくらいです。
ということでこれもパス。
ただ、安定して使えるならばこれさありかな?
とも考えました。


さて、ここまで着ましたが、実際に私がどんな手を使ったかは、また次の機会にでも。
ところで直リンは避けましたが、うえのブログにて転送電話に関しての記載がありましたね。
おそらくそれで皆さん気がついたかと思いますが、転送電話はこのために実行したのです。


次回は転送電話のことも兼ねて、私が選んだ2枚のSIMの契約について書きます。