Windows-Phone売れるか?

マウスコンピューターからMADOSMA、そしてfreetelからはKATANAシリーズの販売と、にわかにWindows-Phoneが盛り上がっているように見えるが、そもそも今の日本の市場でWindows-Phoneは売れるのか?


MADOSMAはすでに販売されており、実機はヨドバシなどの量販店でも触ることは可能。
私も触ったし、そばにマウスコンピューターから派遣されてきていた社員らしき人とも話ができた。


さて、私はスマホは何台も触りましたが、Windows-Phoneだけは触ったことがない。
MADOSMAは販売されていることからレビュー記事も上がっているが、それとは違い全く手を出す気のない私が思うWindoiws-Phoneについての考え方を。


そんな私から見るとWindows-Phoneは手を出すのが難しい。
なぜかということを一つ一つあげてみる


1.アプリが少ない
おそらくこれが一番のネックではないかと思う。
iOSGoogleに慣れきった人からすればこれは結構痛い話。


アプリが少ないので、やれることが少ないし範囲もせまくなる。
なのでよほどのことができないとWindows-Phoneには手がでないな。


2.知名度
私は知っているが、そもそもWindows-PhoneというOSがプラットフォームのスマホが存在すること自体知らない人の方が多いんじゃないか?
そんな状況だと、Windows-Phoneを手に取る人はマニアックな人に限定されやすいということ。
そんなことだと一般への認知度は余計に浸透しないかも。
私も物珍しさ以外に魅力を感じない・・・
独特のUIがあるが、あれに魅力を感じてWindowsに走る勇気はないな。


3.端末
端末性能は可もなく不可もなく、値段的に手頃である。
こう書けば悪くないように聞こえるかもしれないが、これは今の日本では絶対に通じない。
このような端末が売れるのは、そもそもそれに対する需要が存在するのが前提。
これだけiOSAndroidが普及している日本で、Windows-Phoneのプラットフォームに価値を求める人間がどれだけいるんだ?
つまりその価値を認めた人間がWindows-Phoneに手を出すのだが、今の日本の状況下ではこのような端末に手を出すのは、それこそよほどのマニアだと思う。
私も比較的マニアックな部類にはいるが、それでも手を出すのをためらっているのだから、私以上のマニアじゃないと難しいのは?
だからと言ってサブ端末にする気もないし。


ではそんなマニアがどのくらいいるんだ?ということ。
はっきり言ってそこまでいないと思う。
そしてMADOSMAはそんなマニアをうならせることができる端末か?と問われればそうではないと思う。
これと同等の端末ならば、Androidであればそこらじゅうに転がっている。
それと普及している分だけ、同じ金払っても面白い端末や面白いことは見つけられそうだ。
つまり、Windows-Phoneを受け入れらるだけの下地が全くないのにも関わらず、一般普及向けWindows-Phoneを導入してどうするつもりなんだろうと思えてしまう。
そもそも一般人相手に商売するつもりだったのか?


すでに日本国内ではAndroidiOSに圧されているのだから、一般人に真っ向勝負では勝てないと思うのですがどうでしょう?
今は久しぶりのWindowsとしてもてはやされているだけだと思う。
こんな普及機だとすぐに飽きられるような気がしないでもない。


個人的にはそんな日本での勝負だからマニアックな機体を用いるのもありだったんじゃないかと思うんですけどね。
まずはそういった層に買ってもらって徐々に認知度を上げていくことが、Windows-Phoneを2強に続くものとしての道のりじゃないかと思った。