デュアルSIM端末を使ってみた-Priori2-

さて前に私は通話用とデータ通信用のSIMを分けたことを書きました。
では、このSIMをどうやって運用するつもりなのかというとデュアルSIMスマホを使うことで解決しようとしています。


しかし、デュアルSIMスマホには欠点があります。
それは同時待ち受けできないこと、そして片方は2G専用のため日本国内では結局シングルSIMになること。
この二つが大きなデメリットですね。
なおCOVIAのデュアルSIMフリー端末は同時待ち受けが可能となっています。
ですが、使う場合はどちらかのSIMを選らばないといけない。


ということでいろいろな端末が発売されていますが、今のところ下記の機種に関しては、デュアルSIMであり且つ片側が2Gで使えないということはない端末です。

Priori2(3G+3G)
ポラスマ(3G+3G)
DOVIAの端末(3G+3G)

などなど。
これら以外にもPriori2以外のフリーテルの端末にはデュアルがあります*1


さて、今回はこの中からPriori2の3G版を選択しました。
Coviaの端末はRAMGA512MBと心もとないし、ポラスマはでかいので。
Priori2が大きさでも、基本的な最低限の性能面でも妥協できる範囲でした。


検証等はさておき、結論としては私には向いていないということになりました。


私的にこれがだめだったPriori2 その1
まず大前提ですが、この機種全く使えないわけではないのです。
何がいけなかったかというと、私の使い方に合わなかったのです。
ということは私と同じような使い方をしようとしている人は、この機種はやめた方がいいです。

毎日通話が30分
データも300MB以上は毎日行う

こんな少しばかりヘビーユーザーな私にとってPriori2では致命的ともいえました。
その理由は電池持ちです。
全然電池が持たないんです・・・
なにせ1600mAh程度しかないので、使うとすぐに減る減る。
Priori2はその小型化さゆえに電池容量を犠牲にしています。
私の使い方だと、会社行く前に100%であっても昼休みにはバッテリーの容量が20%切りましたという警告が出ます。
そのくらい速いです。
このPriori2などの小型端末はどうしても電池が小さくなりがちです。
そのため省電力モード等を搭載しており、使わない場合の電池持ちは大容量タイプに匹敵するくらい持つのですが、その反面通信したりすると一気に電池の減りが加速します。
これは当たり前のことなんですが、そのギャップが大きいので実際よりも速いと感じてしまうことでしょう。
そのため私にとって電池持ちが極端に悪い印象を持ってしまう結果となりました。


よって、頻繁に通信を行うような人はやめた方がいいということです。



私的にこれがだめだったPriori2 その2
これは私の機種の使用歴に問題がありました。

iPhone6PLUS→Priori2

何ともすごい機種変更ですが、Priori2と前に使っていたiPhone6plusに性能差がありすぎて、Priori2がしょぼく感じてしまいます。
チップの性能差に加え、LTE通信速度に慣れ切ったこの状態から3Gのみは耐えられませんでした。


今使っている機種が高性能機だったら、Priori2がとても性能面でしょぼく感じるのでやめた方がいい。



以上、私がPriori2を使った感想です。


決してPriori2が悪いということではなく、私のPriori2へのアプローチの仕方が問題あったのです。
ですからこの機種をデュアルSIM運用したい場合は、Prioriより通信速度も性能も劣っている端末を使っている人じゃないと、デメリットの方が大きいと思います。


ということでわずか2週間ほどでPriori2には見切りをつけました。
しかし、だからと言ってデュアルSIM運用をあきらめたわけではありません。


次の手もすでに打ってあるので、またこの次にでも。

*1:Priori2のLTE版は片側2G固定