東京メトロ6000系新宿入線と『多摩急行の珍しい運用?

何時だったか忘れたが、千代田線が事故でダイヤが乱れた際に、多摩急行が運転中止になったが、既に本線走行中の多摩急行我孫子行きが緊急措置で、そのまま小田急新宿駅に入線しました。
装置や信号関係では入線可能ですが、普段はありえない光景にたまたまつめていたファンの撮影対象となったようです。
どうやら6000系には『新宿』と言う方向表示が無いみたいで、実際に走行して新宿に来たメトロ6000系我孫子行きのままでした。


実際に多摩急行は千代田線のダイヤの乱れにより特殊な運用をとる事が多いですが、私も実際にそういったダイヤの乱れにより珍しい多摩急行に乗ったことがあります。
それは

小田急4000形による多摩急行新宿行き

これの何処がめずらしいんだ!!


と総ツッコミ状態でしょう。
確かに東京メトロ6000系があるなら、小田急4000形多摩急行新宿行きだってありえるし、どちらかと言うとメトロ6000系の新宿入線に比較すれば珍しくは無いでしょう。


ですが、これ ↓ だったらどうですか?


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Odakyu4000.jpg


そうです、私が乗ったのはこの小田急4000形多摩急行新宿行きです。
実際にはありえない運用ですし、当該車両は既に全車両が廃車され存在しません。


なぜどうしてこの4000形がそのとき多摩急行に入ったか分かりませんが、結構貴重な体験したなぁと。


多摩急行運転開始は2002年。
当該車両の廃車が2004年でその重複期間はわずか2年間。
そのときに遭遇した珍事でしたが、今ではそんな光景も過去のものです。


そんな小田急と千代田線とJR東日本常磐緩行線は、いずれも新世代電車に変わろうとしています。
新世代電車ですがJR東日本のE233-2000番台以外の車両は3戦直通可能で、E233系も小田急乗り入れ対応の準備車両です。
ターニングポイントは小田急代々木上原-和泉多摩川複々線化完成時と見られてます。
このときにこの3路線はどうなるのか?

6000系06系の撤退後の16000系と東西線05系の異動してきた数が合わない。(運用本数現)
E233系小田急乗り入れ準備車両
小田急複々線廃線が、各駅停車と千代田線が一体になると同時に、代々木上原-登戸の各駅停車のホーム長が10両対応になる。

以上から、メトロ車両のみ3戦直通運用では済みそうに無いです。
いま、何気に注目されているこの3路線、小田急複々線化完成以降のダイヤ編成が見物です。
なお、鉄道ジャーナルでも似たような興味を注いでいるようです。

鉄道ジャーナル 2010年 05月号 [雑誌]

鉄道ジャーナル 2010年 05月号 [雑誌]

先ごろ廃止となった北陸号などの、夜行列車の特集。
また、その中で新幹線延長や、青函トンネルの切り札となるか『トレイン・オン・ザ・トレイン』などの話題。