相模鉄道特急のダイヤを勝手に予想する

久しぶりの鉄ネタです。
皆さんご存じの通り、西谷-新横浜連絡線開業前に相鉄は特急を運転開始する見込みのようです。
具体的なことは公表されていませんが、連絡線開業前に運行開始が濃厚で、すべて横浜方面で連絡線開業後も直通はしないとという予定みたいです。*1
さて現在ですが、この連絡線がらみで瀬谷駅を現行の2面3線から2面4線にする工事をしています。
完成は平成23年3月とのこと。
しかし、どうもこの工事は特急運転をにらんだ工事ではないかと思っています。
なので、連絡線よりもかなり早くできてしまうのも何となくわかります。
というより、連絡線完成後の横浜流動減を抑えるために、特急はかなり早い時期から登場させて、対横浜の結びつきを強くすることが相鉄側の狙い目のようですね。
下手すれば、この瀬谷駅完成後最初のダイヤ改正で特急登場などということもあり得るかもしれません。


それでは勝手にいろいろ予想してしまいます。
あ、この内容に根拠や正確性は全く持って無いです。
私の個人的な妄想と予測だけでやっておりますので、あくまでも参考程度にしてください。


1.停車駅予想
特急の定義は社長インタビューから以下の目的での設定のようです。

・横浜方面への速達効果
・連絡線完成後の客足の流出を防ぐ

したがって、特急はすべて横浜行でJR直通客の流出を防ぐ意味から、まず西谷は通過すると思われます。
そして横浜との速達効果を高めるため、二俣川-海老名の間でも通過運転をすることも考えられます。
まぁ、理屈でいうと瀬谷駅の工事がこうでもしないと成り立たないわけで・・・www
そしていずみ野線ですが、こちらはJR直通園の完成後に全列車がシフトすると考えています。
よって、特急はすべて横浜-海老名の運転と推測しました。
まず現在の相模鉄道の停車駅表です。

そして、特急運転後はこうなると予想しました。

特急は横浜-二俣川-大和-海老名という停車駅です。
まぁ、今の相鉄の流動からすると無難な選択であるとは思います。
個人的に"さがみ野"はたまに使うので止めてほしいですがww個人のわがままを入れ込んでも仕方ないので。


2。ダイヤ
さて、ダイヤの予想ですが、今回は面倒だったので相鉄の運用本数までは考慮してません。
手抜きですwww
さて、相鉄本線ですが意外にも一番のボトルネックとなったのが横浜駅です。
皆さんもご存じでしょうが、相鉄横浜駅は3線しかホームがありません。
よって列車のホーム占有率が極端に低く、効率よい折り返しをしないとすぐにつまります。
それで、結論として特急は平日は日中のみ、休日はデータイムのみの運転と思います。
それ以外の時間ですとホームがいっぱいいっぱいになりますので、とても特急が入り込めるような状況ではありません。
それではまずは休日日中の現行ダイヤです。
相鉄本線:休日日中のダイヤ】

現行ダイヤですが、完全なパターンになっていません。
しかしながら、日中の相鉄のダイヤは下記のような構成のようです。

急行:6本/hour
快速:3本/hour
各駅停車大和行:3本/hour
各駅停車湘南台行:3本/hour

これで本線、いずみ野線すべて概ね10分に1本の割合で電車が運転されています。
しかしながら、実はこれで横浜駅のホームはいっぱいいっぱいです。
つまりこれ以上増やすのは、かなり困難なことです。
ということで、特急はどうやって運行されるのか悩みましたが、以下のような感じで推測をしてダイヤを書いてみました。
【特急想定相鉄本線日中】

急行を1時間あたり6本→3本にして、その無くなった3本を特急に変更する予想ダイヤです。
そして急行が3本無くなったため、二俣川-海老名で特急通過駅の客は困ります。
そのため、現行の大和行を海老名まで延長するような形で1時間に3本運転するというものです。
この各駅停車は、上下必ず瀬谷で特急に抜かれます。
これで、瀬谷駅の名目もたったということでwww
しかし、このダイヤには難点もあります。
それは、希望ヶ丘、三ツ境、瀬谷の各駅の海老名方面ですが、この区間は急行-各駅停車-急行というように交互に電車を設定してますが、5分-15分-5分というように、不均等な間隔になってしまいます。
実際のところ横浜駅のホーム数を考慮すると、現行本数15本/hourというのはかなりぎりぎりの線をいっているので、これが限界ではないでしょうか?







しかし、これであきらめない・・というよりかなり強引なすっきりダイヤというのも作ってみましたww
まずはみてください。

かなり強引ですね。
このダイヤはまずあり得ないでしょうが、一応説明。
まず、特急運転時間帯の急行は全列車運転無し。
それから各駅停車がすべて横浜-海老名の運転。
特急も横浜-海老名の運転。
快速は6本/hourに増発してすべて湘南台行にしました。
このダイヤでは下記のようなことが特徴になります。


1.各駅停車は上下に関係なく、同じ駅で同じ列車に抜かれる、完全緩急接続パターンとなっています。

星川で快速の待ち合わせ。
西谷で特急の通過待ち。
二俣川で快速、いずみ野線方面と接続。
瀬谷で特急の通過待ち。

上下すべて各駅停車が上記の待ち合わせパターンになってます。


2.全区間完全10分サイクルパターン
このダイヤでは、全駅で電車が10分ごとにやってくる完全10分サイクルになっています。


3.同種別折り返し運用
終点での折り返し列車はすべて同じ種別で折り返しします。
従って特急使用、快速使用、各駅停車使用と車両の使い分けができます。
各駅停車に8両を入れたいとか、特急に11000系を集中運用するとかも可能です。


と、いうような理想と妄想100%のダイヤですが、これは私の妄想暴走がかなり進んでいますので、現実にあり得ないでしょう。
しかもこのダイヤの場合、西谷駅の待避線を使用することが前提です。
西谷駅はこれから連絡線と本線の接続駅として工事に入りますので、まず待避線は使えなくなると思われます。
よってあくまでも妄想が産んだ副産物としておきましょう。


特急が走るとしたら、せいぜい急行を3本に減らす2番目のダイヤ相当みたいな線じゃないかと・・・。


実際に、いつ走るのか?どんな停車駅なのか?などまだまだ不明ですが、こんなところだろうと勝手に予想してみました。

*1:社長インタビューより