ここ数年引退が多いな。京王6000系引退。

さて、着実に世代交代が進んでいる鉄道車両ですが、京王6000系が正式に引退する事が決定しました。
京王6000系は昭和47年(1972年)から製造が開始された車両。

京王初の20m級両開き4扉構造となった車両で、5000系の置き換えを行った。
さらには都営新宿線との地下鉄直通が始まった時に、地下鉄直通にも運用される車両が登場。
7000系登場後も製造が続き、最盛期は300両を越す世帯に発展したまさに京王を代表する車両でした。
最後に作られたのは平成2年に登場した車両ですが、それでも20年戦士。
登場してから足掛け39年間、京王を走り続けました。


そんな京王6000系も各駅停車は7000系に任せて、その後登場した8000系に特急や急行を譲り、相模原線や独壇場だった地下鉄直通運用も後任の9000系が登場してからは、廃車がどんどん加速してワンマン運用で支線や、ラッシュ時の予備や、増結に甘んじていました。
それもとうとう終わりになりました。
正式な廃車予定日は分かりませんが、京王の告知では2011年3月までには引退とありましたので、来年度以降は京王6000系の走っている姿を見ることは出来なくなります。


今までご苦労様でした。