成田空港のアクセスの記事を見た

最近海外出張も少なくなり、成田空港の利用機会も減った。
それは置いておいて、久しぶりに成田空港関連の記事を見たので読んでみたが、驚き(大げさかな)を知ったので記載。
その記事は東洋経済の空港アクセス過熱についての記事。
そもそも東洋経済という雑誌は私もたまに読むことがありますが、鉄道を経済面からみた記事が多いので参考にしています。
その中における成田空港アクセスの京成とJRの戦いっぷりについての記事がありました。


2年以上前ですか、京成スカイアクセス開業直前にJR東日本のインタビュー記事についての感想を書いたことがありますが、その時からだいぶ変わった様相。
まず大きな変化は成田空港への輸送シェアの割合。
今現在、鉄道の輸送シェアはすべての空港利用客の42%を占めるそうです。
スカイアクセス開業以前の空港輸送における鉄道のシェアは30%未満だったので、だいぶシェアを巻き返しましたね。
これは驚きました。
私個人、スカイアクセス開業でどれだけ増えるかなと思っていましたが、10%以上も増やしたのですね。
ただ成田空港自体の利用者数の推移が分からないので、シェアが増えたとしても鉄道利用者自身が増えたのか、減ったのかはわかりませんが。


それと当時から全く変わらないのが、NEXとスカイライナーの戦い。
こちらはいまだにほぼ互角です。
スカイアクセス開業前から、スカイライナーもNEXも5000人/日という割合でしたが、今でも互角だとか。
ただこれも絶対数が増えたのかどうかは未知数ですが。
利用者としては40分ごとのアクセス特急と、20分ごとの一般特急がある京成の方が有利なので、利用者は京成電鉄の方が多いですが、有料特急だけで見るとこの戦いはいまだに決着がついていないということですね。
とりあえずバスなどの道路交通に対しては確実に対抗できているようです。


今後はどうなるかはわかりませんが、増え続けてお互い切磋琢磨してくれればいいと思います。