咲-Saki-の新エンディング『四角い宇宙で待ってるよ』の歌詞を聴き取った

また、難しい歌詞を作りやがってw

第15話『魔物』から咲-Saki-のEDが新しくなりました。
以前にもまして、奇天烈な歌詞になってますので、がんばって聴き取ってみました。

『四角い宇宙で待ってるよ』
作詞 畑亜貴
作曲・編曲 木下智哉
宮永咲(植田佳奈)、原村和(小清水亜美)、片岡優希(釘宮理恵)、染谷まこ(白石涼子)、竹井久(伊藤静)


わ〜〜〜たし〜〜も したいよ〜〜〜
(ココロは正直 ドギツモイカ)
て〜〜かげ〜〜〜ん しないで〜〜
(しかくい宇宙で テンパイすチャラか)


テンパイ ソクリー カイカン スチャラか
青春 当然 ハコテン ぶっ飛び
クイタン 後付け レンチャン サクサク
ハイパイ イーシャン テンロク ラリホー


あたって(なんでもこいや) ねらって(なんでもこいや)
あがりはどんでん返し(ツモウラなのごめ〜〜〜ん)
きこえな〜いわ〜 本気をだして(ハンチャン もういっちょ)
読みにいって (お堅い・・・・) 
愚痴って (見方に・・・)
流れはもっていかなくちゃ(追っかけリーチ いや〜〜ん)


たりな〜〜いわ〜〜 トキメキ
うずくような メンツが通したの(トイトイ トイトイ)


わ〜〜たし〜〜と しようよ〜〜
(ココロは晴天 ドギツモしょうてん)
て〜〜かげ〜〜ん しないで〜〜
(四角い宇宙で テンパイラリルレ)


テンパイ ソクリー カイカン スチャラか
シーサン シーサン シーサン ブタブタ
ショウソウ サキヅモ カンチャン ズッポシ
マンジョウ カンドウ 焼き鳥 ナキナキ


スカートひらりと タメンチャンなら
ドキドキ ドギツモ(ウキーウキです)
髪の毛さらりと(ドラアンコで)
ツキツキツモツモ(幸せです)

相変わらず意味不明&麻雀用語がところどころに入っているw。
ところで、これ作詞は前回と同じく『畑亜貴』さんなんだけど、この人麻雀の用語の意味知ってて作詞しているのかな?w
さて、今回も麻雀用語びっちりですので、以下に解説を

イカ
おそらく『快感』と『開槓』を引っかけているのではないかと思われる。
快感は麻雀用語ではないが、『開槓』は麻雀用語です。
ただし、麻雀やっていてもこの言葉は普通は出てきません。
麻雀で『カン』(4枚集まったときにする副露のこと)をすると、ドラ表示牌を1回開きます。
つまりこれが『開槓』で、これを複数の人数で4回やると『四開槓(スーカイカン)』ということになり、流局します。
おそらく、カンしてドラが開いた後にそれが自分に乗ったら快感だからということかな。

ハコテン、ぶっ飛び
これは両方とも同じ意味です。
麻雀で誰かの持点がマイナスに入ることをこういいます。
他にハコ下、ドボンなんて言い方もします。
一般的な麻雀ルールでは、誰か一人でも持点がマイナスに入った時点でゲームは強制終了します。

クイタン
ポンやチーをしてそろえた断么九のことを『喰う断么九(タンヤオ)』⇒クイタンと呼びます。
ちなみに咲-Saki-ではこのクイタンOKですが、ダメというルールを採用しているところも多いので、プレイ前にきちんと確認することです。

後付け
あがると同時に役が確定することです。
要するにあがったときに、なにか役がくっつけばいいということ。
後付という言葉があるなら当然『先付け』もあります。
これは上がる前に役が確定してないといけないことで、ルールでも採用している場合があります。
咲-Saki-ではこのルールを採用してませんし、いままで出てきたことはありません。
私もこのルールをやったことはありますが、初心者だった頃にこのルールに手を出して、ひどい負けを喫したことがあります。
役を先に確定させるというのは、麻雀の腕のレベル上昇を要求し、完璧なる玄人向けのルールへと変貌します。
ゲーセンの麻雀や、プロのリーグ戦でもこれは採用してないところが多いですね。
できることなら避けたほうがいいルールが『先付け』です。
『後付け、先付け』については、いずれ別の項目で説明したいと思います。

レンチャン
連荘と書きます。
親のときに上がると親を続けることができますが、親を連続することを『連荘』と言います。
親を連続でする度に『一連荘』『二連荘』・・・と増えていきます。
普通は連荘1回につき100点棒を1本場に置き、何回連荘したかみんなが分かるようにすると同時に、100点棒1本につきあがった人に300点の加点を加えることも意味しています。
100点棒1本につき『1本場』とよばれます。
連荘は親が上がる以外に、ルール次第では他の条件でも連荘することができます、その場合も100点棒も増えます。
この100点棒を増やした場合、以下の特定の条件が発生します。
5本100点棒を置くと『二飜縛り』
場に100点棒が5本積まれたら『二飜縛り』になります。
これは、あがったときに役が二飜以上無ければいけないというルールです。
二飜以下だったら、チョンボになります。
また、後付け、先付けも関係しますが、これはいつか別のところで解説したいと思います。
また、8回連続で上がった場合『八連荘(パーレンチャン)』という役満のルールを設定している場合もあります。
これも、特殊な項目ですのでいずれ別のところで。

ラリホー
ドラゴンクエスト1から存在する呪文です。
私はドラクエ1と2はプレイしたことがあります。
たしか相手を眠らせる呪文だっけ?

追っかけリーチ
誰かがリーチしたあとに、すぐに他の人がリーチすること。
この場合後にリーチしたほうを『追っかけリーチ』と呼びます。

シーサン シーサン シーサン ブタブタ
十三不塔のことと思われます。
ちなみに十三不塔と書いて『シーサンブーター』もしくは『シーサンブトウ』と読む。
定義があいまいでローカルな要素が非常に強いのが特徴。
役満扱いにしているところもあれば、存在そのものがないという場合もある。
非常に低い発生率であるため、咲-Saki-の中でも出てこないし、ルールがどういう扱いになっているかは不明です。
これは条件的に非常に稀なことで、普通に麻雀やっていて出会うことはないといってもいいだろう。
それくらい確率が低い。
条件は下記の項目全部を満足すること

親は配牌の時、子は第1ツモの時に限る
そのとき、順子、刻子、搭子が存在しない
一組だけ対子が存在する(雀頭)
子の第1ツモまでに誰かが、ポンやチーやカンをしたら消滅

はい、意味不明ですw
これを具体的に表すとこんな感じ
  (ツモ)
要するにばらばらのことです。
この状態が親の場合は配牌の時、子の場合は最初のツモした時になっていること。
ちなみに、これって普通に役満天和、地和もからむので、ルール次第ではダブル約満扱いすることもあります。

ちなみに搭子(ターツと読みます)というのはあと一枚で順子になる状態のこと。
例として
とかとかとかの状態のことです。
先にも書きましたが十三不塔は、存在そのものを無いことにしている場合もありますので、きちんと確認をしてからプレーしてください。

サキヅモ
これはマナーやチョンボに関係します。
麻雀でツモというのは門前で自分で持ってきた牌であがると付く『役』ですが、それ以外に『牌を持ってくる動作』を表す動詞でもあります。
牌を持ってくることを『ツモする』といいます。
サキヅモは『先ヅモ』のことであり、上家(自分の前にとって捨てる人)が捨てる前に、牌を取ってきてしまう動作です。
せっかちな人ほどよくやります。
ですが、これは禁止事項ですので辞めましょう。
禁止してなくても、麻雀のプレー中のマナーとして辞めましょうね。

ズッポシ
これはカンチャンによく絡む言葉です。
カンチャンというのは、待ち方の1種でのような、間が抜けている順子の未完成形態で、間に来る牌を待っていることです。
この場合がくれば、バンバンザイなんですがw
稀に本当にが来ることがあります。
こんなとき『カンチャンがズッポシキタ〜〜〜』なんて言います。
要するに自分が本当に『ここが来てくれたら』と願っているところに、ほしい牌がやってくるときに発する奇声みたいなものですww


以上、作詞家『畑亜貴』さんの魔手に対抗してみましたw
なお、青の部分はどうしても聞き取れなかった部位で、全く持って自身ありません。

四角い宇宙で待ってるよ

四角い宇宙で待ってるよ

7月22日発売のようです。