ライトノベルランキング 2010年5月24日付
2010年5月10日〜2010年5月16日までに売れた文庫本のランキングです。
今回のGA文庫、電撃文庫、スマッシュ文庫などが新刊を刊行しています。
今週は下記の作品がランクインしました。
今週3位にランクイン『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ６』
今週9位にランクイン『織田信奈の野望 ３』
今週11位にランクイン『神様のメモ帳 ５』
今週12位にランクイン『断章のグリム ⅩⅡ しあわせな王子 上』
今週13位にランクイン『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』
今週20位にランクイン『ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 欧亜作戦』
今週23位にランクイン『デュラララ！！』
今週26位にランクイン『ウィザーズ・ブレイン Ⅷ 落日の都 上』
今週28位にランクイン『ＩＮＶＩＳＩＢＬＥ ＲＩＳＫ １』
あれ？
先週はGWの真っ最中の売り上げだったので、売り上げそのものが落ち込みました。
しかし、今週はどういうわけか先週よりひどい状態です。
いったい何があったんでしょうかｗ？
まず、先週は10位から10000部割れを起こしてりましたが、今週はなんと8位の文庫本から10000部割れを起こしています。
7000部越えればランクイン可能だった先週ですが、今週は6600部越えればランクインできるあまりにも敷居の低すぎるランクになりました。
今週ですが3位の『おれいも』『おれかわ*1』6巻は先週より売り上げをのばし、70000部を越えました。
まだ感想UPしてませんが、個人的に面白かったとはいえ、物語の内容的には最初のヤマを越したかなと思ってます。
今後どういう風に進むのかで、この売り上げも変わってくるでしょう。
常時初動10万部越えの作品となるかどうか・・・は今後にかかってますね。
ある意味、これからが難しいかもしれませんが、アニメが控えているので伸びるとは思います。
そしてそれ以下の作品ですが、ラノベでは2番手の位置につけた9位の『織田信奈の野望３』から、今週ランクイン作品は全部10000部割れです。
オリコンランクインしている作品ランクイン最低限が、今まで大体10000部だったので、今週売り上げが不調じゃなければ、『おれかわ』6巻以外全部ランク外という事態でした。
28位の『ＩＮＶＩＳＩＢＬＥ ＲＩＳＫ １』に限れば約6600部という数字です。
これは上位30作品とは言え、売れていると言えるのかどうか？
出版に関係の無い私にはわかりませんが・・・。
今週9作品でしたが、そのうち8作品は6600〜9000部あたりで固まってしまいました。
この敷居値の低さが幸いしましたね。
さて、そうはいっても9位『織田信奈の野望３』は、2010年一番最初のオリコンランクインGA文庫作品。
わずかに10000部行きませんでしたが、これで売れているということは10000部前後はラノベにとってはある程度いい数字かどうかの判断になるのかな。
それ以下の電撃の作品は今週は売れてませんが、先週の早売り分で累計が10000部こえてますので、このあたりがラインぎりぎりなのかも。
しかし『織田信奈の野望３』でこれだと、他のGA文庫作品はもっと売れてないのか。
まさに薄利多売の業界ですね・・・とはいっても今はどこの業界も薄利ですがｗｗ
哀川譲先生の『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』こと通称『おかま』ですが、は累計で18000部を越えました。
2週間でこれは新人としてはすごいでしょう。
この敷居値が低いことは『デュラララ！』にも影響しました。
なんと今週もかろうじて残り、これで再登場後16週間連続ランクインとなりました。
しかしながら、この敷居の低さでも2巻〜5巻は消えたので、さすがに一時期の勢いは終わったか？
来週あたりは本当に消えそうな気配です。
来週ですが、富士見ファンタジア文庫、ガガガ文庫、一迅社文庫などが新刊を刊行します。
来週は少し売り上げ敷居が復活するといいですね。
そうなるとラノベはランクインしにくくなりますがね。
*1:一応伏見先生が決めたから合わせます・・・納得できんが・・・ｗｗ
